このシリーズでは、いつまでも若々しく、そして美しく輝き続ける為のアンチエイジングメイクのポイントをお伝え致します。
今回も〜どうして眉毛が大切なの?〜続編として、眉毛の描き方によって、顔から得られる印象がとても大きく変化する事を知って頂き、若々しい眉毛はどんな風に描けば良いのか?について説明したいと思います。
①
この2枚の写真をご覧下さい。
上はスッピン眉の私です。
下は、ここ数年主流の形で、ストレートでやや太めで短めのトレンド眉を描きました。
この眉毛の描き方は、その形状から少女性のイメージを与えます。
更に流行のトレンドを取り入れている事もあって、見る人に優しく若々しい印象を与えます。
上のスッピン眉に比べると、眉毛の存在感で顔立ちもはっきりしました!
この様に、眉毛の描き方次第でエイジレスな印象を与える顔にする事は、ある程度可能だと言えます。
さて、ではこれを踏まえて次を見てみましょう。
②
こちらはトレンド眉の失敗例です。
ストレートで太めの短い眉と言っても、写真のように太く一直線に塗り潰した眉を描いてしまうと、若々しいどころか男性的な印象になってしまいます。
何故か?
太く濃い眉毛は男性に多く見られ、経験的に人に刷り込まれているイメージだからなんですね。
少女漫画でも、大人の男性は太くて濃い眉毛が描かれている事が多いですよね。
実際に、この失敗例の様な眉毛を描いてしまっている方は意外とたくさんいらっしゃいます。
若々しく見られるようにとトレンドの要素を取り入れたところまでは正解ですが、テクニックや全体とのバランスの取り方に知識が足らないと、この様に違和感のある印象を与えてしまいがちです。
続いてはこちら。
③
はい、どうでしょうか?
この眉は90年代に主流だったスタイルで、目ヂカラと言う言葉が美容雑誌やメイク本に取り立たされた時代においてはイケている印象だったのです。
ところが、アップダウンのあるシェイプされた長めの眉毛は今や過去のものとなってしまいました。あなたも、何となく古臭い顔だなぁと思われたかもしれませんね。
即ち、世代をそのまま感じさせてしまうのです。
実際、アラフォー世代にはこの眉毛の方が結構いらっしゃいます。この記事を読んでドキッ!とされた方はいらっしゃいませんか?
安室ちゃん世代で、当時はファションリーダーだったけど、ついその時代のイケている自分を引きずりがち💧と言う方は、是非この機会に客観的にチェックなさってみて下さい👍
そして、最後にお見せするのはこちら⬇️‼️
最も年齢を上げてしまう眉のスタイルです。大きくて長く、細い立体感の無いアーチ眉です。
④
年齢も高く見えますが、眉の影響か目元自体の印象も弱々しく覇気のない表情に捉えられます。
何と言っても、私の顔自体が自分でも違和感あり過ぎて笑ってしまいます。間違ってもこの眉毛では人前に出られません(笑)。
皆様はいかがでしょうか?
普段からこの様なアーチ眉毛を描いていらっしゃる方は、実際の年齢よりも上に見られていると思って頂いた方が良いと思います。
実はこの様な眉スタイルは1930年代に流行した女性らしさを強調した眉毛でもあるのです。
そして、少女の要素をイメージさせる太く短めのストレート眉とは対極にあたり、細く長めの曲線的な形が成熟した大人の女性を想像させます。
このように、時代や流行にそぐわない形や大人っぽさを強調した眉の形を描くと年齢は確実に高く見えてしまいます。
流行は時代と共に巡るとも言われますが、そうは言っても一巡りする迄待たずに(笑)、トレンドを意識しつつ常に時代に沿ったフレッシュな顔を保つ事が、若々しく居続ける秘訣となります。
だからこそ、この機会に今の時代における眉毛の描き方を正しく知って頂き、テクニックを身につけられる事をお勧め致します👍
それにしても、この様に同じ顔だと言うのに、眉毛ひとつでこんなにも印象が変わるのですから、やはり‼️眉毛は顔の中で、最も大切なパーツだと言えますね‼️
⑤
(眉毛以外は全て同じメイクなのに、眉毛ひとつでかなり印象が異なります❗️)
アンチエイジングシリーズは、今後もまだまだ続きます❗️