速い、安い、上手い、のボックス写真機に潜む罠①

就活写真難民

前回は「就活写真、どこで撮るかで何が変わる?」というお話をして、

  1. ボックス写真機は、よっぽど自分に自信ある人以外は避けた方が無難。
  2. ある程度のレベルのスタジオなら、どこを選んでも写真のクォリティは大差ない。
    だけどそれは従来通りの就活写真を求める企業にエントリーする場合に限って。
  3. ただ、写真のクォリティだけで選ぶ人とそうでない人とは、後々大きな差になることがあるよ。

っていう3つのポイントを挙げました。
今回からそれらを一つずつ説明していこうと思います。

ボックス写真機の性能上がってるなら、それで良くない?安いし!

最近のはほんと凄いんですよね。
美白機能あったり、撮り直しもできるし。何より安い!
仮に気に入らなくて違う写真機で撮りなおすとしても、それでもスタジオ撮影より断然安い。これは圧倒的魅力と言わざるを得ない。

だけど、それでもよっぽど自信ある人にしかこの選択肢は選んで欲しくない理由があるんです。

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=””]身だしなみ、キッチリ自分でできますか?[/st-cmemo]

<服>
リクルートスーツだから問題なし、とか思って油断してませんか?
アイロンかかってないシャツの人、ネクタイの結び方が下手な人、そもそもスーツのサイズが合ってない人、毎年結構いるものです。

<ヘア・メイク>
女性は言わずもがなですが、男性も無関係じゃないですよ。眉の整え方とか自己流で大丈夫ですか?
しかもヘアセットに関しては、どんどん自由にしていこうという流れが来ています。
「自由なんだったら、いつも通りの自分で良いじゃない」とか、都合良い解釈はしていませんか?
これは、「従来の慣習にとらわれずに、あなたを最大限良く見せる外見に整えてらっしゃい」ということのはずです。

最近じゃ教えてくれるWEBサイトや動画もたくさんあるし、何とかなると思っている方もきっとたくさんいると思います。
確かに、それで何とかなったと思ってる先輩もいるでしょう。

ただ、企業は毎年プロにやってもらった就活生を山ほど見て来てるわけだから、自分の就活しか経験してない皆さんより目はずっと肥えてます。
実際、LOODYがここ数年にわたって色んな企業にアンケートとってみてるんですけど、面接官のほとんどは写真が「ボックス写真機で撮影されたもの」か「スタジオでプロに撮影されたもの」か見分けがつくと回答されてるんですよね。

だから、「あの先輩はボックス写真機で撮ったけど就活上手くいったよ」という例に出会ったら、相当自分で研究してしっかり自信を持ってやったか、あるいは写真のクォリティが多少低くてもそれを上回るほどの魅力がその人にあったのではないか?という風に考えた方が良いと思います。

ただ、もしそうだとしても、それでもボックス写真機はお勧めしないんですけどね。
なぜか?

「速い、安い、上手い、のボックス写真機に潜む罠②」へ続く。

就活写真、どこで撮るかで何が変わる?

就活写真難民

就活の証明写真を撮れる場所っていうのは、本当に一杯あります。
昔ながらの写真屋さんもあれば、新しく出来たスタイリッシュなスタジオもあり、スーパーの隅っこに置いてあるようなボックス写真機の性能も飛躍的にあがってるし、そもそも頑張ればスマホで撮る事だって出来そう!とか。

よく聞くのは、

[st-kaiwa1]お店だろうとボックス写真機だろうと大差ない[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]ボックス写真機は駄目だけど、他はどこも一緒[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa2]就活に強いって書いてるスタジオを選んだほうが良い[/st-kaiwa2]

とかでしょうかね。
他にもいろんな意見があるかもしれないですけど、どこもかしこも一理あるような気がして「結局良く分からない…」ってなっちゃいませんか?
だからもう、ここで結論からズバッと言っちゃいますよ。

  1. ボックス写真機は、よっぽど自分に自信ある人以外は避けた方が無難。
  2. ある程度のレベルのスタジオなら、どこを選んでも写真のクォリティは大差ない。
  3. ただ、写真のクォリティだけで選ぶ人とそうでない人とは、後々大きな差になることがあるよ。

以上!!

ふたつ目の内容なんかは、ウチみたいなフォトスタジオが発信する内容としては中々衝撃的なんじゃないですかね。
多分他の写真屋さんがこれを読むことがあったら「いや、ウチはよそとクォリティが違う!」って言うと思うんですけど、あなたがパッと見て違いが分からないと感じたらそれが全てです。

ただし!
ここ最近、急速に「もっと自由な髪型で就活を!」という流れが有名企業を巻き込んで起こってきています。
これは決して適当に右から左へ流して良い話ではないと思います。

これまでずっと就活と言えばほぼ同じ髪型でした。
だからその慣習が結局はこれからもずっと続くんじゃないか、と考えるのは甘いような気がします。
そろそろ企業側も気づいてきたんでしょう、「個性を見せろ」と言っておきながらモブキャラの見た目を要求していることの矛盾が大きなデメリットであることを。
そうであるなら、就活写真の在り方というのはこれまでと大きく変わっていくことになります。
多分ですが、この流れはもっともっと大きく強くなっていくんじゃないかな。

だからふたつ目のポイントについてはこう言わせてください。

ある程度のレベルのスタジオなら、どこを選んでも写真のクォリティは大差ない。
だけどそれは従来通りの就活写真を求める企業にエントリーする場合に限って。

というところで、次回から具体的なお話をしていきます!

メイク屋に語れることは無いとお思いか!

メイク屋に就活の何が分かる?

この就活のシリーズは、

  • 就活写真って大事なの?どうなの?
  • どこで撮ったら良いの?
  • 何でそう言えるの?

ということを、「例え同業者を敵に回すことになろうとも書いてしまおう!」という謎のモチベーションから書き綴られていくわけなんですが、皆さんのうちの何割かは絶対思ってるはずなんですよ。さっきの画像みたいな、

「メイク屋が書ける内容なんてあるのか?」

と。逆の立場だったら僕思ってる(笑)
ところが、書けるんですよこれが。

 

就活の証明写真と言えば、ボックス写真機を除けば写真屋さんが一番に思い浮かぶんじゃないですかね?

「就活写真か!よし、メイク屋を探そう!」

とか思う人滅多にいないと思うんですよ。「お前何言ってんだ、疲れてんな…」って心配されることさえあるかもしれないです。
それくらいメイク屋ってマイナーというか、ちょっと日常と隔てたところにあるものっていう印象あると思います。

だから就活に必要なことは、写真屋の方がノウハウがあると思ってませんか?

あるいは、

「綺麗な写真さえ撮れればどこだって良い。スタジオなんぞにそれ以上を求めたって無駄だ。」

って思ってませんか?

 

そう思ってる就活生、めちゃくちゃたくさんいるでしょ。

 

「メイク屋は就活写真が得意」って、何で?

就活
結論から言っちゃうと、メイク屋は写真以外でも色んな職種、数多くの企業、あらゆる人とお仕事する機会に恵まれるので、膨大な量のノウハウを持っているということです。これはちょっと意外と思う人もいるかもしれませんね。

例えば経営者もそうだし、営業や人事、総務とかの方々と関わることって多々あるんです。
そういう方々の講演のためにメイクすることもあれば、写真撮ってくれと依頼されることもありますし、こちらがメイクのセミナーを開催させていただくこともよくあります。
だから企業と接する機会の数で言えば、写真屋さんとは比較にならないはずなんです。

ということは、当然ながら現場に近いのも私たち。

採用する側の人たちの意見を聞けたり、視点を知れたり。
あるいはそこで働く色んな年代の人びとの悩みや経験を聞けたり。
就活としてじゃない場面でだって、企業とそこで働く人びとのリアルと日常的に接しているわけです。
そして、そういうのを知っているLOODYが毎年就活生と接している。

ほら、たってこれだけ聞いただけでも、さっき言ってた

「メイク屋に、就活のことなんか書けるの?」

という疑問は晴れてきたんじゃないでしょうか?

 

というところで、次回は「就活写真ってどこを選ぶかで変わってくるの?」というお話です。

毎年、就活生を送り出して感じること

見送り

こんにちは、京都メイクアップスタジオLOODYの藤田です。
今回から数回に分けて、

「これから初めての就活をするよ」
「久しぶりに就活をするよ」

という方に向けて、フォトスタジオとしてからのアドバイスや豆知識などの有益な情報をシリーズで書いていこうと思っています。

そもそも、どうしてこんなことをわざわざ書こうと思ったのか?というところからお話させていただきましょう。

他社の撮り直しで来られることがよくある。

撮り直しにくる人が多い
毎年必ずと言って良いほど、「他のスタジオで就活の写真を撮ったけど、LOODYで撮りなおしたい。」という方が来店されます。

「これはどうしてだろう??」

と、いつも思ってたんです。
「たまたま他のスタジオさんが合わなかったのかな??」なんて前までは思ってたんですが、あまりにも毎年のことなのでしく話を聞いてみたり他スタジオで撮ったっていう写真を見せていただいたら、「あぁ、なるほど。こういうことか。」と納得することになりました。

それはいったいどういうことだったのか?

初就活の方はもちろんのこと、久しぶりに就活される方や転職を考えておられる方など、これから就活用に写真を撮る方には是非このシリーズを読んで参考にしていただければもしかするとお役に立てるかもしれません。

とはいえ、その内容は果たして時間を割いて読むだけの価値があるのかどうか?

実は、メイク屋だからこそお伝え出来ることがあるんです!

次回はそのお話です!