写真はターゲットに合わせて『何を』変えるのか？ 

 私たちはお仕事に使うプロフィール写真を撮らせていただくとき、クオリティを上げる手段として「メイク」を使っています。 そう聞くと、「メイクサービスのついている写真スタジオなら、だいたいそうじゃないの？」と思われる方もおられるかもしれません。

でも、少し違うのです。
 LOODYではそこからさらに一歩踏み込み「写真を見る側がどのような印象を抱くか？」までを計算してメイクを施していきます。

そう言われてもピンとこないかもしれませんので、実例を一つご紹介したいと思います。 社会保険労務士」のお客様です。初めてお写真を撮りに来られたのは、今から５年ほど前で、社労士としてのお仕事を始められたばかりとのことでした。

初回ご来店時。(2015年) 

当時、お聞きしたご要望は　【働く女性が特集されるパンフレットに載せるための写真に使用したい。印象がきつく見えやすいので柔らかく、でも知的に見せたい】というもので、ターゲット層は【女性。個人事業主、フリーランスの方】でした。 

元々、お綺麗な方ですが、シンガーというお顔もお持ちで、今でもステージに立たれることがあるため、自己流のメイクは華やかなメイクをされていました。そのままのメイクでは、シンガーとしては完璧ですが、社労士としては、目指しておられるイメージに近づけるのは難しかったと思います。 そこで私たちはこのようにメイクし、写真撮影を行いました。 

先ほど書いた華やかなメイクの一例として、ベースメイクや目元の強調が強い、眉毛に角度があってきつく見える…などあるのですが、そういったことを重点的にメイクで直して【親しみやすいが、知的】という印象に仕上げました。ご自身の自己流メイクをどうやって変えればお仕事用のお顔に変身させることができるのか？などはメイクをしながらご説明させていただいております。

さて、それから２年後のこと。(2017年)

バッサリ髪を切られ、２年前のお写真と今の自分にギャップを感じるとのことで、お写真を更新されることに。 この時の山下様のご要望は　【HPやセミナー講師用に使う写真。前回より洗練された感じ】で、当時のターゲット層は　【男女の個人事業主、フリーランスの方】ということでした。 髪を切られたこともですが、２年間バリバリと社労士のお仕事をされた山下様は、明らかに２年前よりも洗練されているような雰囲気が見て感じ取れました。 

 そこで私たちは、あふれ出た自信感と、さらに洗練された雰囲気を強調するようにメイクし、撮影しました。 ２年経って40代になられた山下様ですが、見た目年齢は２年前と全く変わらず30代のまま。お仕事上では若く見られすぎても信用に関わる･･･ということで、少し大人っぽさもメイクで表現しています。 大人っぽいと言っても、決して老けさせるのではなく、肌は若さを残しつつ、眉毛の形や使う色で、上品に仕上がりました。 

そして、更に２年後。(2019年)

お仕事のステージが上がる度、プロフィール写真を見せるターゲットも変わる。ということを身をもって体感されたため再びお写真を更新されることに。 ご要望は【HPやセミナー講師用に使う写真。男性経営者からも信頼してもらえるような印象に。企業向けにも。】で、ターゲット層は　【中小企業、大企業】ということでした。 今まで女性相手のお仕事が多かったとのことですが、今回のターゲットには、はっきりと男性も入っていました。そして「企業経営のパートナーとして頼りになる人物でありたい」とおっしゃっていました。 見た目が美しく、女性らしいので、媚びない女性感を出すため、少しクールに仕上げてみました。 クールすぎても近よりがたい印象になるため、眉毛や色味、ヘアスタイルのシルエットや写真のライティングで少し柔らかさも演出しています。 

社会保険労務士事務所オフィスルシール

メイクが変わると、自然と姿勢やポーズや表情も変わられます。実はこれも心理的要素の一つなんです。 いかがでしょうか？ 同じお客様でもその時にしか醸し出せない雰囲気はもちろん、こうしてヘア・メイク・写真も戦略を立てて、ターゲットに響くお写真を提供しています。 山下様はそういった意味では本当にうまくお写真を利用し、活用してくださっているお1人だと感じます。 

また次のお写真はどのように変化されるのか、今から楽しみです。 女優さんのように、出るドラマによって、役柄（キャラクター）を変えるのと似ていますね。 その時、その相手によって違った自分を演じられることができれば、きっとそれはお仕事をしていく上で使える武器になると思います。 

山下様にお聞きした実際のご感想はこちらです！

『お仕事用プロフィール写真撮影』
様々なお仕事のシーンで、お写真が必要な方にオススメしているプランです。

MAKE
メイクに特化しているフォトスタジオのため、基本的に「メイク」が撮影パックについています。その為、まずは「メイク」で印象アップをしてから写真を撮ります。また、LOODYのメイクは、キレイになることだけを目的としていません。職業やビジネスのターゲットをお聞きして「どのような印象に見られたいか？」しっかりとカウンセリングして、メイク→撮影を進めていきます。その印象操作には心理学を取り入れたメイクテクニックを使います。

PHOTO
撮影する枚数は70枚以上。
一般的なスタジオに比べてかなり多く、様々なカットを撮影するため「使用用途」がとにかく盛り沢山なのです。
また、撮り進めるうちに緊張もほぐれてきて、徐々に撮影に慣れてくるメリットもあります。

名刺に入れるために。
これはLOODYスタッフの名刺なので写真推しがすごいですが(笑)

ホームページのブランディング素材用に。

ホームページの代表挨拶ページに。

ブログのヘッダー用に。

その他にも、パンフレット用やSNSでの自分発信、選挙ポスターなど、仕事にまつわる様々な用途にお使い頂けます。

パーソナルメイク

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